地震予兆解析レポート【2015.11.9】

一般社団法人地震予兆研究センターが、毎週月曜日に配信している「地震予兆解析レポート」の最新版【2015.11.9】の中から、いくつかのページをご紹介いたします。


①2015.11.17までに震度3以上の地震発生が予測されるエリア

M5:北海道南東沖(最大震度3)

今週は「上士幌~別海3」までの電子基準点が一直線上に西進しています。

M5:岩手沖(最大震度3)

三陸沖から福島にかけて「震源が浅い・小規模地震」が多発し、先週に比較して増加傾向。

M5:茨城(震度3)

M5.6・最大震度5弱・震源深さ50kmという地震が3週間以内に発生する可能性有。

M5:台湾(震度3)

M5以上の地震が先週、北部・南部で発生。大きな揺れを伴う地震が継続している。

②北海道

M5:北海道南東沖(震度3)、 M4:奥尻島周辺(震度2・次週以降の可能性有)

北海道東方沖では、先週も震源地の浅い(円を赤で表記:震源深さ30km未満)マグニチュード4以上の地震が多発しています。更に、今週は「上士幌~別海3」までの電子基準点が一直線上に西進しています。

これは、北方列島側からの圧力により地殻変動が発生していると思われます。またこの西進の地殻変動に呼応するように、「羅臼」が南進方向に引っ張られている「歪んだ状況」がみられます。

また、奥尻島が大きく「南」に変動しています。過去奥尻島で1.3cm以上の地殻変動が観測された場合に、

上記右上の表のように最大震度2~3程度の地震が観測されておりますので、ご注意ください。

M4:茨城沖・茨城県南部(最大震度3)、山梨県周辺(最大震度2)

11月7日に茨城県南部にて発生した地震(M5.3)は、震源地深さ106kmという深い地震でありました。その為事前に大きな地殻変動が現れにくいものでした。茨城県南部において、過去10年間に震源深さが100kmを超える地震は

1回のみ(2014.8.26 M4.2 震源深さ108km 最大震度3)発生しています。2014年8月26日の地震発生約3週間後( 2014年9月16日 12時28分)に、茨城県南部を震央地とするM5.6・最大震度5弱・震源深さ50kmという地震(東京でも震度4を観測)が発生。同様規模の地震発生の可能性がありますのでご注意ください。また、銚子沖で多発している震源の浅いM4程度の地震は依然増加傾向にあり、特に震源域が浅い地震に変化しているため要注意です。

M6:台湾(最大震度4)、M4:沖縄本島周辺、宮古島~西表島(震度2)

今週は西表島・沖縄本島南部の北谷にて小規模な地殻変動が観測されています。

台湾においてはマグニチュード5以上の地震が先週も北部・南部ともに発生し、毎週のように大きな揺れを伴う地震が継続しています。今週は西表島が南進方向に変動しているため、宮古島~西表島南方沖海域においてM4程度の地震発生が予測されます。

沖縄本島においてはユーラシア大陸からの弱い地殻変動圧力により、北谷が南進しており、この様な変動方向の場合、過去には沖縄本島北部海域においてM4程度の地震が発生しています。

八木下重義 - (一般社団法人地震予兆研究センター センター長) 地震予兆解析情報

一般社団法人地震予兆研究センター センター長の八木下重義が、TOPICSや考察を随時アップしてゆきます。その中には、合成開口レーダー衛星ALOS-2のデータ解析や、Iternational GNNSをデータソースとした日本全国1350地点の電子基準点解析による変動値、20年間のデータベースから過去の大地震前に発生している地殻変動値を照会し、同様トレンドで発生している地震データを発表。

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