地震予兆研究センター:11月7日配信地震予兆解析レポート【公開】

一般社団法人地震予兆研究センター(代表理事:尾上昌隆、センター長:八木下重義)では、地震発生前に起きる「地殻変動・潮位変化・地震情報」等、様々な観測データの研究・統合活用を推進することで精度を高め、 「地震予知」ではなく事実としての「地震予兆情報」を大地震発生前に発表することで、国家・国民の生命財産を守ることに寄与する組織です。

防犯意識啓発のために、一般社団法人地震予兆研究センターが2016年11月7日(月)に契約企業・自治体に配信した最新の「地震予兆解析レポート」を公開いたします。 なお、詳細は画像をクリックし拡大してご確認ください。

【2016年11月7日配信】地震予兆解析レポート

~2016年11月15日までに発生が予測されるマグニチュード4以上の地震について~

下記リンクよりご確認ください。

 【2016年11月7日配信】地震予兆解析レポート

~2016年11月15日までに発生が予測されるマグニチュード4以上の地震について~

【最新の地殻変動】

・「北海道・中札内」では2週間継続して大きな地殻変動が観測されている。

・青森県~岩手県にかけて「宮城県・牡鹿半島へ向かう」小規模な地殻変動が集中

・四国から九州地方東側においては直近4日間でM3以上の地震が5回発生。  

    今後M6クラスの地震発生の可能性が高まりつつあります。

【11月15日までに震度3以上が予測される震央地】  

■M6:伊予灘~日向灘(震度4)  

■M6:三陸沖(震度3)  

■M4:釧路周辺(震度3)  

■M5:福島~山形(震度3)    

*詳細は各地域ページをご覧ください

■M5:北海道東方沖(-) ■M4:釧路周辺(震度3)、函館~浦河沖(震度2)

北海道中央部では4週間に渡り、小規模な地殻変動が集中して観測されています。

特に、「中札内」では2週間継続して大きな地殻変動が観測されているため、中札内周辺においては「マグニチュード4・最大震度2~3」程度の地震発生は今週も継続して注意が必要です。

先週「新篠津・千歳・白老・木古内」において小規模な地殻変動が観測されていましたが、地震発生はありませんでした。

その為、ひずみ圧力が蓄積されていると考えられることから「函館~浦河沖」周辺において、「マグニチュード4・最大震度2」程度の地震発生が予測されます。

また、サハリン沖において、昨日震源の深いM4.6の地震が発生しました。

この震源地深さは太平洋プレートがオホーツクプレートにも潜り込んでいる深さのため、今後太平洋プレートとオホーツクプレート境界においてM5クラスの地震発生が予測されることから、北海道東方沖においてM5~6程度の地震発生が予測されます。

■M6:三陸沖(震度3)*継続中 ■M5:福島~山形(震度3)

10月24日(月)配信レポートから3回のレポートに渡って、東北地方太平洋側において、太平洋方向への小規模な地殻変動が多くの地点で観測されていること、及び地殻変動方向や地殻変動値の過去データとの統計から「2016年8月20日・M6.4・三陸沖・最大震度3」発生前と類似していることを記載いたしました。

最新の地殻変動においても青森県~岩手県にかけて「宮城県・牡鹿半島へ向かう」小規模な地殻変動が、先週に引き続き観測されていることから、参考地震として掲載した「三陸沖・M6クラス」と同等規模の地震が、より内陸部に近い牡鹿半島周辺において発生の可能性は高まっていると予測されます。

11月7日に岩手沖で発生した「M4.1・震度1」や、「福島県沖・11月2日・M4.9・最大震度3」の地震は今後発生するM6クラスの地震の余震とも考えられます。

また、今週は「福島郡山3」で大きな地殻変動が観測されているため、福島県においてはM5程度の地震発生の可能性があります。

■M5:千葉沖(震度1)、茨城北部(震度2) ■小規模地震:岐阜北部周辺、長野県南部周辺、群馬・栃木周辺

関東地方から東海地方にかけては、大地震発生前の予兆現象は観測されておりません。

「群馬県・水上、栃木県・那須、茨城県・常北」において小規模な地殻変動が観測され、隣接する福島県では「山形方向に向かう地殻変動」が観測されていることから、「北関東~福島県・山形県」においてM4クラスの地震発生が予測されます。

また、小規模な地殻変動が「岐阜北部周辺、長野県南部周辺」で発生しているため、同エリアにおいては小規模地震発生の可能性が有ります。

伊豆半島周辺の地殻変動値が一時的に減少しているため、急激な変化の後に地震が発生している事例があるため注視いたします。

■M6:伊予灘~日向灘(震度4)■M4:鳥取中部(震度2)、京都周辺(震度2)

先週及び先々週のレポートにおいて、「伊予灘~日向灘においてM5・最大震度3」の地震発生の可能性が高まっていることを記載しました。

その結果「11月5日13:45・伊予灘・M3.3・震度1」が発生し、その3時間後の「11月5日16:57・日向灘・M4.3・震度2」が発生しました。

更に翌日「11月6日20:17・伊予灘北西沖(北九州沖)・M3.3・震度3」が発生するなど、周辺エリアでは3回の小規模地震が発生しました。

P7に記載のように、四国から九州地方東側においては直近4日間でM3以上の地震が5回発生しています。 この5つの地震をトリガーにして、今後より大きな地震発生につながる可能性を否定できないため、毎日の「地殻変動・発生した地震規模・震源深さ」を注視し、通常とは異なる観測がされた場合には臨時レポートで対応いたします。

「京都左京」で4週間継続して小規模な地殻変動が観測され、先週M3.6の地震発生のため、今後より大きな地震発生の可能性があります。

■M6:伊予灘~日向灘(震度4)■M4:鹿児島県南部(最大震度2)

最新週において、大きな地殻変動は観測されておりませんが、P7記載のように 直近7日間の間に四国から九州地方東部においてM3~4程度の地震が多発しています。

全ての地震において「大きな震度」は観測されていませんが、震源深さから想定すると「北九州以外の地震においては、太平洋プレートがフィリピン海プレートに潜り込んでいる境界面で発生している」ため、今後「より大きな地震発生」への注意が必要と思われます。

震源深さからの考察では、北九州で発生した地震の震源深さ10km以外は、「27~69kmというプレート境界面での地震発生」のため、今回発生した地震の影響を受けて、今後数カ月間は同海域においてM6クラスの地震発生の可能性が高まると思われるためご注意ください。

なお、日々の地殻変動観測で大きな値が観測された場合は臨時レポートを配信いたします。

■大地震発生の予兆は観測されておりません。 ■M5:沖縄本島~宮古島周辺(震度1)

先週のレポートにおいて、下記の記載を行いました。 「宮古島遠海北方沖において「2016年10月29日・M5.3」をはじめ、M3クラスの地震が多発しているため、今週もM4~5の地震発生が予測されます。

ただし震央地が遠海のため大きな震度を観測されることはないと思われます。」 その結果、上記図のように宮古島北方沖において「M4.2」の地震が発生いたしました。

今週は沖縄本島では大きな地殻変動が観測されていませんが、沖縄本島南方沖においてM4.8の地震が発生しているため、この遠海での同規模の地震は継続すると思われます。

■M6:硫黄島周辺海域(震度1) ■M5:伊豆半島~三宅島(震度2) 硫黄島では4週間継続して「中規模以上の地殻変動が観測」されています。

また4週間継続して「小規模以上の地殻変動が観測」されている八丈島では、東方沖遠海にあたる「伊豆小笠原海溝」周辺においてM4~5の地震が先週に引き続き発生しております。

どちらも、今週発生した場合においても「震央地が遠海」のため、大きな被害をもたらすような「大きな深度」は観測されないと思われますが、伊豆小笠原海溝での深い震源で、想定より大きなM6以上であった場合には、津波が発生する可能性が有りますのでご注意ください。

一般社団法人地震予兆研究センター

東京都港区海岸1-4-12MKビル TEL03-6627-0528  FAX:03-3436-3132

本レポートの著作権その他知的財産権は一般社団法人地震予兆研究センターに帰属しています。


八木下重義 - (一般社団法人地震予兆研究センター センター長) 地震予兆解析情報

一般社団法人地震予兆研究センター センター長の八木下重義が、TOPICSや考察を随時アップしてゆきます。その中には、合成開口レーダー衛星ALOS-2のデータ解析や、Iternational GNNSをデータソースとした日本全国1350地点の電子基準点解析による変動値、20年間のデータベースから過去の大地震前に発生している地殻変動値を照会し、同様トレンドで発生している地震データを発表。

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